東京マルイから純正リポバッテリー発売決定!改めて考えたい電動ガンにリポを使うメリット

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https://www.youtube.com/watch?v=lpSY-6QwWWU

5月20日、唐突に入ってきた東京マルイのオリジナルリポバッテリー発売のニュース。

リポバッテリー自体は珍しいものではなく、むしろ海外製電動ガンでは推奨バッテリーとされていることも多くなりましたね。

しかし個人的には、「あの東京マルイが」リポバッテリーに手を出したというのはとてもインパクトのあるニュースだったので、今回その話題について触れていきたいと思います。

マルイ、リポ売るってよ

事の発端は昨晩5月20日に公開された東京マルイの公式動画(マルデカ宣伝本部)で、唐突に東京マルイ製リポバッテリーの発売が発表されました。

デカ広報のうれしそうな顔からも、満を持しての販売だというのがわかりますね。

筆者は新型コロナウイルス感染症対策で自粛していて、まったくエアガンをいじっていなかったので偶然Twitterで情報を得たんですが、結構なインパクトがありました。

安全優先のマルイがリポに着手したインパクト

このニュースになぜインパクトが大きかったかというと、単純に性能が上がる!という期待もあったんですが、マルイはしばらく「安全第一」のものづくりを重視していた路線からすると考えにくい事だったからです。

例えば、長らく東京マルイがFETに手を出してこなかった理由として私が考えていたのが、FETの特性上、故障するとセーフティが効かない暴発が起こるリスクが避けられなかったからだと思っています。

またリポバッテリーに関しても、充電方法を間違えば発火、損傷すると発火と、事故のリスクがわりと高い、さらに電動ガン本体への負担も大きいというデメリットがあったため、長らくニッケル水素バッテリーにこだわっていたのだろうと考えていました。

そこに先日の新型MP5に電子トリガーの搭載が決まったうえに、リポバッテリーの開発というのは、私の中の東京マルイのイメージからはあまり考えられないことだったわけです。

まずは次世代MP5専用?

これも私の予想でしかないのですが、マルイがリポバッテリーに手を出さなかった大きな理由の一つとして、リポバッテリーによるトリガースイッチの損傷が大きいのではないか、と考えていました。

というのも、電流値が高いリポバッテリーの場合、トリガースイッチの接触によってスパークが起こり、スイッチの接点の消耗が非常に早くなるというのがデメリットとしてあるわけです。

東京マルイの電動ガンの場合、現在発売されているものに関してはすべて機械式のトリガースイッチなので、そのままリポバッテリーを接続すると寿命が短くなるというのが現状でした。

しかし次世代MP5の場合、電子トリガー搭載なので、おそらくトリガースイッチを守る効果もあるFETが使用されているため、リポバッテリーによるトリガースイッチの消耗が抑えられるというのが、今回のリポバッテリー発売につながった大きな理由になっているのではと思います。(ただし次世代MP5と同時発売ではないとのこと)

その予想を裏付ける一つのポイントに、特殊コネクターの採用が挙げられます。

特殊コネクターで安全性UP?

リポバッテリーの場合、これまで多く使われてきたタミヤ型コネクター、もしくはT型コネクターを使用するというのが一般的でしたが、今回発売が予定されているリポバッテリーと、次世代MP5の接続は特殊コネクターを使用するとなっています。

これどういうメリットがあるかというと、先ほど解説した通り、リポを使っても故障のリスクが少ないだろうモデル(今回でいえば次世代MP5)のみしか使えないようにすること。

またもう一つは、発売されるだろう専用の充電器・放電機に、正し方法でのみ接続できないようにするという狙いもあるのではないかと思っています。

先ほど少し触れましたが、リポバッテリーの発火事故の原因の一つに、充電方法のミスというのがあります。

【発火実験】リポバッテリーの発火はこうして起きる【取り扱い注意】

例えばこちらの動画にもある通り、リポバッテリーをニッケル水素バッテリー用の充電器で充電すると、異常な反応により爆発的に発火します。

専用コネクターを使用することで必然的に専用の充電器・放電機にしか接続できなくなるため、事故のリスクが一つつぶせるということになりますね。

私の場合は、安全性が比較的高い汎用の充電器を使用していますが、どうしても安い汎用充電器では安全機能が足りなかったりするので、この安全対策を考えだしたのはマルイさんらしいなという印象を持ちました。

東京マルイ製リポバッテリーに求めること

これは完全に私の感想で申し訳ないのですが、私が東京マルイ製のリポバッテリー、またリポバッテリー対応の電動ガンを買うかどうかの判断材料にしようと思っているポイントも、テンションが上がったついでに書いておこうと思います。

もちろんこれが満たされていないから絶対だめだというわけではなく、あくまでわがままなガンマニアが言っていることですので、参考までに皆さんも今後の情報ではこういった点をチェックしてみてはいかがでしょうか。

より高い安全性

リポバッテリーに懸念される点の一つとして、バッテリー本体の損傷による発火があります。

例えばリポバッテリー本体をナイフでザクっと刺すと、噴煙して場合によっては発火することがあります。

これ結構危険で、持ち運びは万が一の場合に備えて鉄製のケースが推奨されているほどです。

なので、せっかくマルイさんが本気を出してリポバッテリーを発売するなら、強い皮膜で覆ったり、樹脂で固めるなどの対策を行ってもらえると、持ち運び時の安心感も高まるかなと思います。

ただしリポバッテリーの発火原因には熱によるものもあるため、熱がこもらない形で容量を確保しつつバッテリー本体を守るというのは、なかなか難しそうな気もします。

求めやすい価格

これも大きな問題になりますが、買いやすい値段というのが一番大きなハードルになるのでは、と思っています。

というのも、マルイさんのバッテリーはニッカド時代から高くて、なかなか手を出しにくいというのが正直なところだったからです。

ましてや今回充電器と放電機(バランサー)も専用になるので、導入コストがどうしても気になるところですよね。

個人的にはすでにリポバッテリー関係の設備を揃えてしまっていることも考えると、バッテリー一本、充電器、放電機、あるなら専用リポ袋合わせて売価で1万円前後なら財布開けるかな、という感じです。

ただ今のバッテリー関係の価格設定を考えると難しいだろうなぁという印象でもあります。

容量およびCレート

同じリポバッテリーにも、着目しやすいところで容量とCレートという性能差があります。

容量はイメージできるかと思いますが、Cレートというのはリポバッテリー特有かもしれませんね。

簡単に言えばバッテリーの放電能力のことで、同じ電圧であっても、Cレートが高いほうがパワーがある動作が期待できます。

高ければ高いほどいいというものでもないんですが、ある程度他社に劣らないCレートに仕上げてくれればと考えています。

コネクターの通電効率

上記二つは枕詞みたいなもので、本題はこれです。

せっかく特殊コネクターを採用するなら、リポバッテリーの電流値を十分に生かせる通電効率のあるものにしてほしいということです。

リポバッテリーの場合、実はタミヤ型コネクターとT型コネクターでは、通電効率に違いがあるため、同じ銃に接続してもサイクルが結構変わります。

公式の情報ではさすがにどういう構造なのかまではわからないので、発売を待つことにはなりますが、マルイさんとしても後出して着手する以上ここら辺の情報は持っているはずですので、個人的には期待しているポイントですね。

どうせなら、他社が採用するレベルに安全性が高く、使い勝手が良く、通電効率に優れたものに仕上げてほしいなぁと思っています。

最後に

今回のニュースに関しては、予想外だったのでインパクトはありましたが、東京マルイがリポバッテリーに手を出したこと自体は朗報なのではと感じています。

次世代電動ガンは、ニッケル水素バッテリーにしては結構優秀なレスポンスを実現していて、さらにそこにリポバッテリーの性能が加われば、まさに鬼に金棒なわけです。

これまでのよく飛びよく当たるの性能に、さらにレスポンスも加われば、「性能のマルイ」としての評価がより上げられるので、昨今海外製の陰に隠れがちだったマルイさんの価値が大きく上がるのではないかという期待感もあります。

もちろん海外製電動ガンが嫌いということも全くなく、むしろ良く買うぐらいの人間ですが、長らくエアガン業界を見てきた人間からすると、ここ数年のマルイ製電動ガンの出遅れ感というのは悲しかったので、次世代電動ガンの電子トリガー搭載、さらにはリポバッテリーの発売というのは嬉しさも大きいですね。

ただし後出しじゃんけんで負けることは許されないので、ここから発売まで、リポバッテリーと、フラッグシップモデルになるだろう次世代MP5を、よりよい物に仕上げて世に出してほしいと、小銭を貯めつつ陰ながら応援しています。

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